岩槻支店の活動
岩槻支店の活動
施設概要
[保管面積]1,223坪 [人員]15名 [設備]フォークリフト/3台 トラックターミナルと直結した自動仕分機あり
物流センターの特徴
岩槻支店は東北への中継機能を保有した大型拠点です。その中にトラックターミナルに併設した流通倉庫を保有しており、自動仕分機が直結した利便性の高い倉庫です。ターミナル併設型の倉庫であるため、集荷業務が発生せず、出庫作業から路線発送までの作業がスムーズに流れることが大きな特徴です。
フェーズ1 問題の抽出
活動1.問題の発見
センター人員15名で大きい問題~小さい問題まで総計110の問題点を発見しました。
5Sに関する問題・・・3点 業務効率に関する問題・・・80点 その他の問題・・・27点
活動2.クイック活動
5Sに関する問題に対し、実施事項、責任者、期日を明確にし、5Sアクションを実施しました。
活動3.改善テーマの設定
110の問題点から在庫管理・保管に関する改善テーマを設定しました。
取組んだテーマ
『保管方法を見直すことにより、作業動線を短縮させ出荷業務の作業生産性を高める』
フェーズ2 改善企画案の作成
活動1.現状把握と分析
在庫のロケーション配置、在庫のABC分析、出荷作業における人時生産性についての現状を整理し、改善企画を複数立案しました。
活動2.改善企画案の決定
決定した改善企画
『長期滞留在庫に対する処置と在庫回転率に基づく保管方法の見直し』
- 改善企画内容
長期に渡って荷動きのない製品を1箇所へ集約し、回転率の高い製品を固めて保管(配置)する。 - 期待出来る効果
歩行距離短縮による作業時間の短縮 (作業生産性の向上)
改善企画案のイメージ
フェーズ3 改善実行計画の作成
活動1.活動実行計画の作成と活動実施
企画した改善案実現に向けて、活動スケジュールと役割(責任者)を可視化しました。
フェーズ4 改善実施と検証
活動1.改善企画の実施と検証
在庫回転率に基づく在庫配置の見直しを実施し、出荷作業の生産性を日々検証しました。
活動2.改善検証の結果
改善企画実施前より10%~15%作業生産性が向上する結果となりました。