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物流現場でのスマートデバイスの活用

2014年5月20日

2010年頃、スマートフォンやタブレットといったスマートデバイスが、コンシューマを中心に急速に普及しはじめました。

企業では、従業員が出先でWeb閲覧やメールのやり取りをするだけでなく、刻一刻と移り変わっていく情報をタイムリーに扱うためのツールとして利用されています。

今回はスマートデバイスの、これまでとこれからについて考えます。

様々な業務へのスマートデバイスの適用

iphone

日本では2008年、Apple社より iPhone 3G が発表され、マルチタッチスクリーンによる直感的な操作性など、いままでのモバイル端末とは一線を画すユーザー・エクスペリエンスを提供し、スマートフォンの普及が始まりました。

以前はWebやメールなどの限定的なコミュニケーション・ツールとしての活用されていましたが、機能が充実するにつれて、生産性向上や業務効率化を目的として活用され始めました。

また、ビジネス現場で利用されてきたPDAや携帯端末に代表される専用端末から、スマートデバイスへの置き換えも始まりました。

タブレット さらに、高速なネットワークの普及、サーバの処理高速化やクラウドによるバックエンド処理高速化の恩恵を受け、スマートデバイスで瞬時に情報をやり取りできる土台ができあがり、ビジネス現場になくてはならない存在になりつつあります。

その一例として、スマートデバイス特有の豊富なアプリがあります。お客様への説明に使える動くマニュアルや、作業状態の動画や写真での連携などにより、現場とオフィスのリアルタイムな連携が可能となり、作業品質の向上や、現場での対応範囲拡大などで業務レスポンスの向上が図れ、ひいては顧客満足度の向上を狙えるようになってきています。

モバイルファースト

モバイルファーストとは、さまざまな企業が採用し始めている考え方で、Webサイトを立ち上げる時に、まずモバイルデバイス向けのサイトから作成するというものです。

スマデバが与えるビジネスへの影響が大きくなったからこその変化です。

作成するには細かな配慮が必要で、PCとスマートデバイスを比較した場合、画面サイズの違いにより、表示できる情報量に大きな開きがあります。

また、LTEの普及などで回線は高速化してきていますが、通信速度にも開きがあるため、スマートデバイスのサイトは、重要な情報に絞って表示しなければなりません。

それだけではなく、タッチパネルを利用した操作性など、PCにない特徴を有効に活用しなければ、せっかく作った専用サイトの存在意義がありません。

GPSの位置情報を活用すると

輸配送管理

GPSで位置情報を取れば、誰がどこにいるのかわかります。

例えば配送現場にスマデバがあれば、配送車両の位置を把握するのに役立てられます。

事務所から簡単に車両の走行位置や配送進捗状況が把握できるため、遅延の早期対処やお問合せへの迅速回答ができます。

弊社では、輸配送管理システム ASPITS(アスピッツというサービスで、この機能を活用しています。

カメラをバーコードリーダーにすると

倉庫管理

倉庫や物流センターで活用されるハンディターミナルを、スマホに変更できます。

弊社の倉庫管理システム SLIMS(スリムスは、カメラでバーコードを読み取るだけで入荷や出荷の処理ができる機能が新たに追加されています。

最後に

急速な拡大を見せるスマートデバイス。独自の価値を見出し、小さな工夫を積み重ね競合他社に差を付ける企業が増えています。

もし、スマートデバイスを利用したビジネスモデルに興味がありましたら、ぜひご一報下さい。貴社にあったスマートデバイスの活用法を、一緒に考えていければと思います。

執筆 : システム開発部 部長 K.F.