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物流マネジメントセンターのおつぼねさま

2016年7月19日

物流マネジメントセンター

私が所属するLLPオペレーション部には「物流マネジメントセンター」があります。物流マネジメントセンターは、お客様の物流部になり代わり、ロジスティクスの「コストの最適化、品質の向上、納期の順守」をサポートします。

輸配送進捗管理サービス

「物流マネジメントセンター」のサービスのひとつに「輸配送進捗管理サービス」があります。これは、商品が倉庫から出荷された後、お届け先の手元に届くまでの配送を管理するサービスです。具体的には、荷物全ての配達状況を確認し、異常があれば運送会社の拠点に電話をかけて早めの対応を促します。

例えば、道路状況などにより、指定日に配達が間に合わない、ということが判明したら、即座にお客様に連絡します。「早めに連絡をもらえたから、作業員の手配の変更が間に合って、人が遊ばずにすんだよ」と言っていただけときは、ほっと胸をなでおろします。

しかし、どうしてもその日中に商品が必要という場合もあります。その場合は、チャーター便を手配するなどして対応しますが、これも、早め早めの対応により、車を確実に確保して、なるべく早い時間にお届けできるように尽力します。

そんな輸配送進捗管理サービスのメンバーを取り仕切るのが、弊社の”おつぼねさま”です。そろそろ中堅社員の私の母と同じくらいの年齢で、子どもが2人いると聞いていますが、今日もバリバリ働いています。今回は、そんなおつぼねさまを紹介したいと思います。

おせっかいなおつぼねさま

おつぼねさまは、とてもおせっかいです。

西濃運輸には、メル友便という配送サービスがあります。ある時、このサービスを使ってお友達に誕生日プレゼントを届けたいという女の子が、受付時間ギリギリに電話でお問合せをしてきたことがありました。

通常なら「残念だけど誕生日には間に合いません、ごめんね」と断る時間です。しかしおつぼねさまは、電話越しに女の子を励ましながら、受け入れてくれる運送会社を探し、なんとか引き取ってもらいました。

私たちに分かるのは、プレゼントが指定日に無事に届いた、ということまでです。女の子の思い、そしておつぼねさまの思いが届いたかは誰にもわかりません。おせっかいで優しいおつぼねさまです。

楽しそうなおつぼねさま

おつぼねさまは、今日もたくさんの電話をかけています。おつぼねさまも、電話先の運送会社の方も忙しいはずなのに、楽しそうな声が聞こえるときもあります。

笑っている場合ではないのでは?
もっと用件を端的に伝えたほうがいいのでは?

しかし、おつぼねさまが頼むとどうでしょう。楽しそうな電話の後にはいつも、時間ギリギリでも頼みを聞いていただけるのです。今日はもう配達に行かないと言っていたのに、ドライバーをつかまえて、なんとかしてしまうのです。

また、おつぼねさまのお礼の声が聞こえます。配達完了が1件増えました。おつぼねさまは今日も笑顔です。

細かいおつぼねさま

マネジメントセンターは、女性が多い職場です。契約・派遣社員さんも従事しているため、人の入れ替わりがあります。とても細かいおつぼねさまは、驚く事に70人以上のスタッフの人間関係を把握しています。作業がしやすいだけでなく、人間関係も加味した座席表を、都度考案します。

社内の環境や、人間関係が耐えられなくなって会社を辞めるという人がいるそうですが、私はこの会社に入って、不快に思ったことがほとんどありません。

女性が物流IT業界で働くということ

女性のスキルに着目した、面白い記事を見つけました。

  ●本音は別? 女性の退職理由を考える http://amlogs.co.jp/?p=1413

この中で女性たちは、必ず「スキルを身に着けたい」と言います。ただし、そのスキルというものが、どういうものなのかを明確にイメージできている人は稀です。彼女たちの多くは、「今のままではスキルが身に着かない」という、そこだけは確信を持っています。

私は、これを読んで思いました。スキルを持っているのに、それに気づいていないだけではないか?

おつぼねさまの、「周りを元気にしてくれる明るさ」や、「頼み方の柔らかさ」、「細かいところに気がつく心配り、思いやり」も、スキルだと思います。

物流IT企業では、今回挙げたようなスキルをいかせる隙間が、まだまだ残っているのではないかと思います。

おつぼねさまは50年後も100年後もいてくれるわけではありません。でも、私たちはおつぼねさまのスキルを手放すわけにはいきません。だから、そのスキルを持つ女性(もちろん男性も)がいるならば、積極的に雇用すべきです。また、既存のマネジメントセンターの女性スタッフも(もちろん男性スタッフも)、このスキルを引き継いでいかねばなりません。

私は、こんな素敵なおつぼねさまを、目指したいと思います。また、セイノー情報サービスは、これからも質の高い物流マネジメントサービスを提供していきたいと思います。

出典:秋元運輸倉庫株式会社様「秋元通信」- 本音は別? 女性の退職理由を考える

※当コラムで登場した"おつぼねさま"は、一般的に認識されているネガティブな意味ではなく、みんなをひっぱってくれるリーダー的存在として慕われています。

執筆 : LLPオペレーション部 C.O.