ホーム > コラム > 西濃グループの業務改善


西濃グループの業務改善

2016年10月25日

西濃グループでは一日約250万個、約5万tの商品を輸送しています。送り状は約80万枚になります。今回は、西濃グループの輸送現場の改善活動についてお話します。

改善発掘

みなさんご存知の通り、西濃グループは輸送がメイン業務です。そのため、これまで輸配送に関する改善を繰り返し行ってきました。次に取り掛かるべきは、事務所側の業務改善です。

そこで、事務所の方全員に「いつ」、「何を」、「どれくらい」作業しているか記入して頂きました。

私自身、知らない業務もたくさんありましたが、内容の聞き取りに協力いただき、「なぜその作業が必要なのか」、「なんのために行っているのか」を理解できました。

嫌な顔をせず、丁寧に説明して頂いた事務所の方には感謝しかありません。

収集した作業記録をタイムチャートにまとめることで、事務所の一日が把握できます。これにより「どの作業が多く行われているのか」、「どの時間帯に作業が集中しているのか」が一目でわかるようになりました。

改善提案

まとめたタイムチャートから、「どの作業が余分なのか」、「重複している作業はないか」、「時間がかかっている理由はなぜか」を分析します。

その結果、改善点を25項目に絞り、それぞれの担当部門と打合せを行い

  • 改善することにより問題は発生しないか
  • 効果は得られるか

これらを検討しました。

検討対象の業務は多岐に渡り、広い業務知識が必要でした。一人では検討がスムーズに進みませんでしたが、いろいろな方の協力を得て、少しずつ検討が進み、今ではほぼ全ての検討が済んでいます。

改善活動の例

  • 課題(1)
    日時指定などの付加情報の入力が手間(現状は1日10万件以上を手入力している)
  • 改善方法
    お客様から頂く配達指定日データをシステムに自動反映
  • 効果
    事務所での入力作業を大幅削減

  • 課題(2)
    着払原票の独自運用が手間
    着払原票の請求書兼領収書の紛失リスク
  • 改善方法
    着払原票の運用を元払原票と統一できるよう運用変更
    送り状の構成を変更
  • 効果
    運用統一による効率アップ
    事務所側の作業軽減(着払原票のみの運用の廃止)
    請求書兼領収書の紛失抑制
    送り状構成の見直しにより不要な用紙を廃止し、送り状自体のコスト削減

今後の改善活動に向けて

現在、改善により効果が上がり始め、事務所の方から「楽になった」、「もっとこうすれば効果が得られる」というご意見を多々頂いています。

しかしながら、効果が少ない、または効果が見えない改善は実施されておらず、今も同じ運用のままです。また、今回の活動では発見できなかった課題もまだまだ潜んでいるため、今回の経験を活かし、より業務を深く理解し改善箇所を見つけ、より良い業務運用にする活動を継続していきたいと思います。

執筆 : 第一営業部 主任 Y.K.