ホーム > コラム > ロジスティクスを育てる


ロジスティクスを育てる

2016年11月21日

こんにちは。私はLLPサービスをお客様へご提供する部門で、仕事をしています。

LLPサービスでは、ロジスティクスに対して、企業を取り巻くさまざまな環境変化に対応すべく、当社の早川が連載しているコラム「ロジの素」にありますように、お客様と一緒にロジスティクスを育てています。

お客様と共にプロジェクトを進める中で、未来への種を芽生えさせていったお話をしたいと思います。

社会貢献

経営課題を解決するためのロジスティクス改革ですが、つい業務効率化や収益改善に注力してしまうことがあります。

そういう時は、お客様のサービスが社会の中でどのような役割を担っているのか、そして「もしもサービス提供がなかったら」を考えてみると、ロジスティクス改革の重要性と社会貢献への責務が明確になり、改革への当事者意識が芽生えていきます。今回は、そんな事例をご紹介します。

大手お菓子メーカーでのロジスティクス改革

このお客様へは、倉庫内の業務効率化や輸送業務の改善など、ロジスティクス改革をご支援していましたが、次の取組みとして新商品の開発とお客様対応力の強化をあげられていました。

お客様対応力を強化する理由は、アレルギーがあるお子様を持つご家庭を助けるためです。アレルギーを持つお子様は、自由にお菓子が食べられず、悩んでいるご家庭が多くありました。食育の一つとしてお菓子をたべることは、友だちとの交友や日頃のストレス解消など、とても大きな役割を担っています。

そこで、ご家庭別にマッチする商品を紹介したり、定期的に商品を配送するなど、対応力強化に取り組みました。さらに、アレルギーに関する専門サイトを開設することで、意見を収集しアレルギー対応別の商品開発に結びつけました。アレルギーの対応に苦労されている全国のお母様から、大きな反響を呼んだことを覚えています。

我々とお客様が一つとなり、社会貢献への使命感を持って活動させていただき、喜びを分かち合えた素晴らしい経験でした。

医療関連品配送でのロジスティクス改善

このお客様のサービスは、社会に大きく貢献しています。

医療分野のロジスティクスでは、様々な納品形態への対応、緊急出荷への対応など、柔軟な出荷・配送サービスが求められています。

配送トラブルは、患者様の治療に支障をきたす危険に直結します。人命にかかわる社会活動を担っているロジスティクスであるため、すべての商品に対して高度な管理が必須です。そのため、厳格なロジスティクスを、お客様と共に実現させていただきました。

基本姿勢

このように、様々なアプローチでお客様とロジスティクスを育てていくわけですが、私はこの基本姿勢を大切にしています。

それは、「聞く(確認)」そして「話す(伝達)」です。

お客様とのコミュニケーションは、お互いに良い仕事をする最も重要な要素です。そのコンセプト(精神)は「Give your partner a good time 」であると考えています。

私が考えるコミュニケーションの秘訣は「相手を喜ばせることだけを考えればよい」です。

それは相手の素晴らしい未来を創造し、パートナーが喜ぶこと、楽しいこと、輝くことを第一に考える、ということです。

蛇足となりますが、このコンセプト(精神)は、日本でも徐々に広まりつつあるインプロ(即興劇)を展開されているお客様から学びました。インプロでは「自分をよく見せる」のではなく、「パートナーを輝かせる」ことを重要としています。

そうすることで、相手の言葉を傾聴し、どう応えたら良いかに集中できるようになります。それにより、我々はお客様の望む仕事ができ、結果的にお客様が輝けるのです。

このように、弊社の社員は、お客様の課題にきちんと向き合い、お客様のロジスティクスが社会活動の重要な責務を担っていると意識しながら、お客様のお客様を考えているメンバーです。

これからも、多くのみなさまと、一緒にロジスティクスを育てていけたらと思います。

執筆 : システム開発部 LLPチーム 課長 H.S.