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輸送とサプライチェーン全体/競争上の差別化因子

2017年06月12日

ARCは、市場調査報告書「輸送管理システムの世界市場調査報告書」を公表した。

主著者であるシニアアナリストのChris Cunnaneは説明している。

顧客のフルフィルメントに対する期待は変ってきており、そのことが輸送に対する新しい手法を促進している。このことは、B2BとB2Cの両方に当てはまる。

企業は、輸送とサプライチェーン全体をコストセンタではなく競争上の差別化因子であると見なしている。

eコマースとオムニチャネルフルフィルメントの伸びは、引き続きTMS市場の伸びによい影響を与えている。TMS投資の実績のある大きなリターンは、市場の主要な成長要因である。

このことが、企業が運転効率を高めるためにTMSソリューションを活用することをより重要なものとするだろう。

報告書では、輸送管理システム(TMS:Transportation Management System)は、企業が輸送手段を出発地から目的地まで、効率的に、確実に、コスト効率よく移動させることに役立つ。

機能が豊かになった最近のTMSソリューションは、ROIが非常に高い。

第1に、TMSは輸送手段に対する出費を下げることができるので、企業は費用を削減することができる。2016年に実施したTMSサーベイの結果、回答者がTMSアプリケーションの使用により約8%の輸送費用が削減できたと答えたことが分かった。

これらの節減に関して、TMSにかかった費用は節減額全体の10%以下であったと約6割のユーザが回答した。

輸送手段に関連した節減額は、シミュレーションと輸送網設計、積荷集約と低コストモード選択、複数拠点配送経路最適化から主としてもたらされたと考えられる。

eコマースとオムニチャネルフルフィルメントの伸びは、引き続きTMS市場の伸びによい影響を与えている。過去5年間において、eコマース売上げは51%伸び、今後5年間にさらに42%伸びると予測されている。

この成長は、企業がTMSを活用することをより重要なものとするだろう。さらに、eコマースを目指している小売業だけにとどまらず、ブランドオーナがウェブを介して直接製品を顧客に販売することが増えている。

ARCの本調査報告書では、輸送管理システムに関する、現在とこれまでの市場と関連するビジネスの動向、主要なサプライヤのプロファイル、今後5年間の市場予測を掲載している。

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