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外国人技能実習生の受け入れ(2018年09月04日)


 岐阜日野自動車(本社/岐阜県安八郡、田口隆男社長)では2018年7月より、初めて外国人技能実習生3名の受け入れを行ないました。

 同社では、近年の少子高齢化や若者の車離れで、将来課題になると見込んでいる「整備士の確保」に向けて、ここ数年は外国人の採用にも取り組んでいます。そのような中、昨年より自動車整備業において外国人技能実習制度の導入が始まった事をきっかけに、岐阜日野自動車でも今回初めて実習生の受け入れを行ないました。
 この制度は、外国人実習生が日本で一定期間(最長3年間)のOJTを通して技能を習得することで、日本国内あるいは母国における産業発展へ貢献する人材を育成する制度です。


  現在フィリピン国籍の実習生3名は、岐阜日野自動車本社併設の

 総合センター(岐阜県安八郡)にて3班に分かれ、それぞれのグルー

 プの一員として、技能取得の第一段階である足回り(タイヤ)の整備

 に関して、日々勉強しています。

  また、日本語力を高めてコミュニケーションを円滑に行なえるよ

 う、日本語で手書きしている日報を毎日欠かさず提出し、お昼休みの

 時間を利用して主体的に語学学習にも取り組んでいます。

 (左記写真の左から、ジュレミヤさん、ロマークさん、アルさん)



  彼らは整備技能を習得するだけでなく、“安全第一での作業”を体得
 すべく、点検車両を整備場へ誘導する業務も担っています。岐阜日野
 自動車では、何事にも安全第一としており、「何のために整備を行な
 うのか」という本質を理解した整備士を育成しています。



      
工場長(左)から直接指導を受ける実習生(右)         専用の工具で部品をはめ込む実習生


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