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面接で緊張してしまう人へ①

こんにちは、セイノー情報サービス採用担当Aです。
 
この記事を書いている現在、1月も下旬となり、本格的な採用活動の解禁まで残り1か月近くとなりました。

SISでもまもなく選考活動がスタートする中、面談の場で面接対策に関する質問を受けることが多くなってきました。そこで今回の記事では、その中でも最も多い、面接での緊張対策について共有させて頂きます!人前で話すことに苦手意識がある、初めての面接で不安、こうしたお悩みを持つ方はぜひ最後まで読んでみてください!

〇面接の場での緊張対策~向かい合った面接官~


私も毎年多くの方の面接を担当しますが、緊張しなくてもいいよ、という声がけは何の意味もありません。本人からすると緊張なんてしたくもないのに勝手にしてしまうのですから、どうしようもないことです。

そこで私は面接の前に、次の様な話をするようにしています。

『面接というのは企業が学生を評価しているだけでなく、同時に皆さんも企業を評価しているんです。つまり皆さんも自分が面接官だと思って、我々を評価してください。そうすれば一方的に評価されるのではなく、対等に話ができると思いませんか』

この背景には、学生の皆さんの緊張を和らげたいという思いもありますが、それにも増して、私自身の個人的な思いも含まれています。

何十年と働き続ける会社を選択する上で、就職活動で得られる企業の情報には当然限りがあります。最短の場合、会社説明会に参加し、企業のHPをさっと流し読み、それとなくESを書き、選考を受けるだけで合格になってしまうパターンも少なくありません。
もちろんその段階で、本人が納得いく決断を下せたのであればそれで良いじゃないか、と考える方もいらっしゃると思いますが、私はできればそうなって欲しくないのです。

しつこいですが、就職活動というのは人生における大きな決断です。
高校や大学と比較し、そこで過ごす時間が何十年単位なのです。また企業の環境、風土、目指すビジョンも大きく異なり、人によって合う、合わないが180度変わってきます
そこそこの就職活動を行った代償として、やりがいの無い仕事や環境で働き続けることほどつらいものはありません。
その意味において、就職活動というのはあくまで手段であり、その先にある目的は自分が納得、満足できる環境で働き続けられること、なのです。
 
そうした大きな決断をする上では、収集できる情報は自発的に集める姿勢が必要ですし、また企業側もその情報を能動的に開示する義務があると思っています。
(ですのでSISでは個別面談をしつこいほどオススメしていますし、ご要望いただければOB/OG訪問も大歓迎です)

私は選考の各ステップを、学生の方の面接だけでなく、情報収集の場として捉えています。
面接の最後には会社説明会で残っている疑問や追加で出てきた不明点の質疑応答に当てることで、皆さん一人一人が本当に満足のいく状態で入社を決めていただきたいからです。

そしてこの姿勢は、われわれ事担当者だけでなく学生の皆さんにも活用していただきたい、上記で記載したコメントの本質はここにあります。
面接官の態度が横柄でないか、学生によって対応を変えていないか、質問内容が曖昧でないか、選考と直接関係のない話に固執していないか、自分の話しばかりしていないかー今目の前にいる面接官は、将来自分の上司になるかもしれません。

皆さんは一方的に評価される立場ではなく、その会社を選ばない自由もあるのです。こう考えると、選考というのは、互いが互いを評価しあう、対等な場であると考えられないでしょうか。

さて、結局は精神論的な主張となりましたが、意外と効果はあるようです。
学生の方からも、この姿勢を持っているだけでリラックスできた、選考の考え方が変わったというフィードバックもけっこういただいています。

いかがでしたでしょうか。
時期的にはまだまだ選考前の方が多く、明確なイメージを持つことは難しいと思いますが、やっぱり最初の選考は緊張するものです。そんなときには、ぜひこの記事を思い出してみてください!少しでも皆さんが選考の場で本当の自分を表現できるよう、微力ながら応援しております。

思いのほか記事が長くなりましたので、いったん、今回の記事は終了とします。
次回は、少しタイトルから外れますが、学生の方からよく頂くもう一つの質問、『面接官からの不測の質問にどの様に対応するのか』、です。

次回の更新まで気長にお待ちください!