株式会社セイノー情報サービス RECRUITMENT 2024 株式会社セイノー情報サービス RECRUITMENT 2024

女性の活躍 Interview 01

システムエンジニア 朝生 直子

システム開発部 開発4グループ(2000年入社)

「子どもができたら辞めよう」って思ってました。

朝生が担当するのは、倉庫管理システム(SLIMS)の商品企画。定評のあるパッケージソフトに、新たな機能を追加し、商品力をアップデートするのが彼女の仕事だ。現在取組んでいるのは、API通信を使ってシステムとスマホを結ぶこと。実現すれば、専用端末を使わなくても作業結果がシステムに取り込める。朝生が、「初心者でも倉庫管理のベテランのようにオペレーションができるシステム」と言うSLIMSに、もうひとつ魅力が加わることになる。

入社以来開発分野を歩んできた彼女が結婚したのは、2004年。「仕事は充実していましたが、残業もあり結婚を機に退社する先輩も多かったんですね。当時は私も、子どもができたら会社を辞めようと考えていました」と朝生。そして、その3年後には第一子が誕生する。「その頃、取得できた産休は1年間でしたね。上司に相談に行くと『出産する部下を持ったのは初めてだ』と言われたくらいに、ワーキングママはマイナーだったんですよ」と朝生は笑うが「そのせいか、社内ではとても大事にしてもらえました」と言う。2012年には二人目に恵まれ、現在は小学5年生と1年生の女の子の母であり、妻であり、商品企画・設計・プログラミングをこなすエンジニアという三刀流である。その日々を「慌ただしいけれど、集中力が上がりましたね」とまとめてくれる。

思うようにプログラムが動くと、
今も楽しい。

6時の起床から、彼女の朝ははじまる。朝食の準備、子どもたちが7時30分前に家を出て行って、後片付けを済ませると、もう7時50分。彼女の出社の時間になっている。午後は、時短勤務で3時45分に退社。学童保育に預けている妹を迎えに行き、家に帰ると、もう姉は帰宅している。「自分の中で優先順位を決めているので、慌ただしいですがストレスは少ないんです。私は、家庭が大事ですから、時間が来たら仕事を切り上げて他の人に任せる。それと、普段から自分にしか分からないことをつくらないようにしています。子どもが病気になって私が急に休んでも、誰かが代わってやれるようにする工夫です。常日頃からそういう準備を怠らないようになりましたね」と朝生。

「実際に、子どもが急に熱を出して仕事を休んでも誰も嫌な顔をしない。むしろ進んで手伝ってくれる人もいて心強いです。子どもが夏休みの間は在宅勤務制度も使いましたよ。おかげで2ヶ月間子どもたちを孤独にしないで済みましたね」と言いながら、「仕事の時間の集中力も上がったんですよ」と笑顔になる。「時間を有効に使うようになったこともありますが、仕事する時間の大切さにも目覚めたような…」と。もう、ベテランと言えるキャリアを積んだ彼女でも「つくったプログラムが思うように動いた時は嬉しい」と言う。それは何度やっても変わらない、エンジニアだけが感じられる感動なのかもしれない。だから、彼女は言うのだ。

「産休や育休など、女性が活躍できる環境が整ってきた今こそ、多くの女性の皆さんにSISを訪ねて欲しいと思いますね。経験を積めば積むほどハードルは高くなりますが、プログラムが動いた時の喜びも高まります。つまり、この仕事の魅力はエンドレスなんです」と。

女性の活躍OTHER INTERVIEW