
西濃運輸についてのお知らせ
燃料サーチャージの導入について 2012年03月14日
時下、貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、平成15年までは1リットル75~80円程度で安定していた軽油価格は、原油価格高騰に伴い、平成17年には100円を超える状況となり、現時点でも価格上昇が沈静化する気配は全く見えておりません。
その中で、国土交通省におきましては、軽油価格の高騰に対処するため、トラック運送業に対する緊急措置として2008年3月14日付で『トラック運送業における燃料サーチャージ 緊急ガイドライン(行政通達)』を発表し、行政主導による燃料サーチャージ制の導入が決定されました。
燃料サーチャージとは、燃料価格上昇によるコストの増加分を別建て料金として設定する制度であり、基準燃料価格より現状の燃料価格が一定額を超えて上昇した場合に、上昇の幅に応じて燃料サーチャージを設定または増額改定して適用する仕組みとなっております。
一方、燃料サーチャージの設定時点より下落した場合には、その下落幅に応じて減額改定し、また燃料価格が鎮静化した場合はこれを廃止することになります。
弊社ではエコドライブ(経済走行)の励行や諸経費の削減など様々な自助努力を行って参りましたが、依然として歯止めのかからない燃料高騰は、もはや企業努力の限界を超え、弊社を含む輸送事業者の事業運営の根幹を揺るがす、非常に厳しい状況に至っております。
上記のとおり弊社といたしましては、最近の燃料調達コスト上昇分を燃料サーチャージとして別建て料金として届出し、燃料価格高騰に緊急に対応するため、平成20年9月1日より燃料サーチャージを導入させていただいておりますので、何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。