株式会社鷺宮製作所さま

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24,000超の多品目・グローバル物流の難題を攻略!
戦略的ロジスティクスで実現した「リードタイム3日短縮」と「コア業務集中」

自動制御機器のリーディングカンパニー、鷺宮製作所さま。
24,000点超の多品目が要求するロジスティクスの複雑性、そしてグローバル化に伴うリードタイムの壁。
この難題に直面した同社が、西濃運輸をパートナーに選んだ理由とは。
国内外の物流を委託することで実現したコア業務への集中と、現在進行形の改善活動について伺った。

株式会社 鷺宮製作所 さま

https://www.saginomiya.co.jp/index.html (新しいウィンドウで開きます)

「自動制御機器事業」と「試験機・シミュレーター事業」の2つの事業を展開。開発から製造、販売までの一貫体制を整え、空調や冷熱、医療機器、半導体製造装置、自動車、土木・建築、鉄道など多彩な産業分野に製品を提供する。

<プロフィール>

インタビュー内容、役職、所属は取材当時のものです。

  • 石川 幸雄さん

    【営業本部 物流管理部 部長 石川 幸雄さん】

    物流管理部の責任者として、日本で製造した製品の国内輸送、海外への輸出入などを統括する。

  • 森 敦哉さん

    【物流管理部 業務二課 課長 森 敦哉さん】

    中国やタイ、アメリカ、ポーランドなどに展開する海外拠点との輸出入、および国内物流全般の管理を担う。

株式会社鷺宮製作所 石川さんと森さん

フットワークとリカバリー力でいかなるトラブルも迅速に解決

石川さん 現在当社は、国内はもちろん海外向けのロジスティクス(以下、ロジ)も西濃運輸さんに委託しています。

森さん 最初に国内のロジを委託したのが、2006年のこと。それまでは倉庫管理からピッキング、パッキング、出荷まですべて自社で行なっていました。

石川さん 自社倉庫は融通が利く反面、作業が属人化され高コスト体質になりがちです。経営資源の有効活用を考えた際、長年国内デリバリーでお世話になっていた西濃運輸さんにお願いすることになったと聞いています。

森さん 西濃運輸さんは物流業界大手として絶対的な安心感、信頼感がありました。ただ、移管直後は当社の準備不足によるトラブルもあったそうで……。

インタビュー風景

石川さん その原因の一つが、24,000を超える品目数の多さです。取引先ごとにオーダーメイドで提供する製品は、仕様もカタチもさまざま。さらにそれぞれ梱包方法や原票を貼る位置が異なるなど煩雑を極めており、作業の標準化が不十分なまま、見切り発車してしまったのだと思います。難局を乗り越えられたのは、西濃運輸さんが大量のリソースを即時投入してくれたからにほかなりません。

森さん そのリカバリー力こそが、現在の揺るぎない信頼感の源になっています。

石川さん 委託したおかげで、空いた倉庫を新たな製造ラインとして転用できたほか、人材をよりコアな業務に集中させるなど、経営資源の有効活用が大きく加速。最近もその柔軟なフットワークには大いに助けられており、長期連休前後など物量が増える時期には頼もしい限りです。

森さん 長期連休前後は西濃運輸さんにとっても繁忙期のはず。それでも「運べません」ではなく、「調整します」と必ず対応してくれるのは心強いですね。

リードタイムの短縮以外にも物流の一元化がもたらした効果は大きい

石川さん 一方で当社の海外向けロジは、リードタイムという課題を抱えていました。

森さん オーダーメイドの製品を提供する当社が取引先のニーズにスピーディーに対応するためには、先方の生産計画から予測を立て、備えておく必要があります。

石川さん 当然見込みで動くわけですから、リードタイムが長くなればリスクが増します。その課題を解決するため、2016年にヨーロッパ向け輸出を西濃運輸さんに委託する方向で検討を始め、2017年1月から実施することに。

森さん 2017年以前は、自社倉庫で保管していた製品を梱包会社へ渡しパッキング、その後フォワーダー(海外輸送の専門業者)でバンニング(コンテナへの積み込み作業)を行なっていたため、かなりの時間を要していたんです。それを西濃運輸さんに委託することで、リードタイムが3日間短縮されました。

インタビュー風景

石川さん ワンストップだからこそ急な変更やリクエストにも柔軟に対応してもらえる強みを実感し、2017年10月にはアメリカ向けの輸出を西濃運輸さんにパッキング〜フォワーダーへの貨物引渡しまでをお願いすることにしました。ロジを専門家にお願いすることで、当社は人材や資金などリソースをコア業務に集中的に投入できるようになりました。

森さん 2023年以降は、すべての海外向けロジ(貨物引渡まで)を西濃運輸さんに委託しています。

石川さん 西濃運輸さんとは国内ロジで積み重ねた信頼があり、当社の製品の流れについても十分ご理解いただいているため安心感が大きい。

森さん 国内外のロジ全般を委託することで、例えば海外向けの製品を国内向けに転用する、なんてことも臨機応変に対応していただけるんですよ。

石川さん 実はこれまで西濃運輸さんに対して「輸送業者」のイメージを持っていましたが、それは過去のもの。サプライチェーン全体を最適化する戦略的パートナーだと実感しています。

インタビュー風景

地道に改善を積み重ねることで大きな成果を生み出す

石川さん さらにグローバル化が加速する今日。売上の5割が海外を占める当社においても、海外向けロジをさらにスムーズに展開する必要があります。取引先から選ばれ続けるためには、技術力の向上はもちろん、いい製品を最適なコストで迅速に提供することが重要となり、QCDの最適化は当社にとって永遠の課題です。

森さん さまざまなコスト上昇は避けられない中、現在は西濃運輸さんと協業で改善活動に取り組んでいます。

石川さん これまで現場はお任せしっぱなしだったのですが、ロジの問題点を明確化する目的で、月1回の品質会議と3ヶ月に1回の定例会議を実施。両社の担当者がタイムテーブルなど細部まで分析し、日常業務に埋もれたムダの改善にアプローチしている最中です。

インタビュー風景

森さん 最近では出荷指示を出すタイミングを調整することで、1日15分のムダを削減することに成功しました。

石川さん 1日15分では効果も小さいように感じるかもしれませんが、大きな変革を成し遂げるには小さな改善を着実に積み上げることが大切です。今後も西濃運輸さんが保有するロジのノウハウと経験、そしてパワーを大いに発揮していただき、当社の頼もしいパートナーとして共に歩み続けてほしいと願っています。

最初はネットワークから選ばれた当社ですが、リカバリー力やワンストップの対応力でも非常に高い評価をいただき大変感謝しております。
今後も鷺宮製作所さまの良きパートナーとして、グローバルビジネスに関わる皆様を支えてまいります。

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