株式会社セイノー情報サービス RECRUITMENT 2024 株式会社セイノー情報サービス RECRUITMENT 2024

問題解決タイプ

02お客さまのホントの課題を見抜くチカラ。

物流コンサルタント 國枝 利成

LLP事業部 ITクラウドグループ(2008年入社)

物流コンサルタントにとって重要なのは「お客さまが何に困っているのか? その本当の課題を発見することです」と國枝は言う。業務がスムーズに進まない理由にお客さま自身が気づいていない場合も多いのだ。だから「多くの案件を手がけて経験を積む必要がある」と國枝は言う。

提案から設計・運用まで。

物流コンサルタントが担うのは、お客さまへの提案からシステム設計、導入後の運用までの幅広い領域。その最初の段階で「お客さまの課題を見抜くセンスが大切だ」と國枝は言う。「多くの案件を手がけていると、他のお客さまがどんなことで困っていたか? とか、こうすると効率が上がったといった経験が身についてきます。目の前のお客さまに、それがうまくフィットするかどうか検証して、問題点を指摘します」と國枝。「そこで的を射た指摘ができれば、お客さまからの信頼度も高まりますし、その後の相談もスムーズに進む場合が多い」と國枝は微笑む。

「最近は、やはり人手不足に関わるご相談が多いですね。システムを入れて、業務をもっと効率化したいというご要望です」そこで國枝が提案するのが、SISの倉庫管理システム(WMS)だ。「ネット通販などで買い物をした時、注文した商品が自宅に届くまでに必ず発生するプロセスが、倉庫管理なんです。WMSの目的は主に3つあります。

①間違った商品を出荷しない=誤出荷の防止。
②誰が作業しても、常に同じ物流品質が維持できる=作業の平準化。
③その商品が、いつ、どのようなルートで入庫し、どのような状態で保管されていたかがわかるようにする=履歴の可視化・トレーサビリティの実現

もちろんWMSは倉庫内で作業する方の負担の軽減や、作業効率のアップに貢献しますから、倉庫全体の生産性が向上するというわけです」と國枝。さらに、お客さまの使い方に合わせてカスタマイズすることも可能だという。

エンジニアの誇り。

「まずは、現状を知ること。それを理解した上で、あるべき姿、つまり改善された新たなビジネスフローをご提案します。ここにどれだけ価値を折り込めるかが、提案の評価につながります。良い評価をいただけて採用されれば、実際にシステムを構築していくプロセスに入ります」と國枝。そして、いよいよプロジェクトチームが始動するのだ。

物流コンサルタントは通常プロジェクトのマネージャーを務めることが多い。「システム開発を行う上で重要なのは『お客さまが望んでいること』を深く理解し、システム化する要件を整理することです」と國枝は言う。しっかりと要件定義された案件は、その後のプロセスでもブレにくい。実際に開発を行うプログラマーも迷うことが少ないからだ。

開発期間中、チームのメンバーのモチベーションを保ち続けることも、プロジェクトマネージャーの役割。「やはり、いい仕事はいいチームから生まれますから」と國枝は笑うが、緊張は解かない。システムが稼動してからも問題は起きることを彼は知っているのだ。運用まで責任を持つ、それがSISのエンジニアの仕事のスタイルであり、誇りでもあるのだから。

事例紹介OTHER SOLUTION