
物流アウトソーシング
物流用語として使用される「物流アウトソーシング」について、解説しています。
物流アウトソーシングとは
物流業務を外部委託することを指します。物流業務のノウハウがない企業でも外部の専門業者に委託することで、人手を確保し設備やシステムを導入するよりも短期で品質の高い物流サービスを確保することができます。
メリット
物流業務にかかわらず業務をアウトソーシングするメリットは、経営資源を適切に配分することにあります。本業以外の業務のために確保した人やモノ、時間や資産などの経営資源をコア事業に割り振ることで自社能力を高め、企業競争力を向上させることができます。
また、業務量に合わせて人員を調整する必要がなくなるため、大量の人員を確保したり都度教育をしたりする手間がなくなります。業務量が増えた場合も品質を維持しながら安定した物流サービスを継続することができます。
閑散期においても自社物流の場合、物量や業務量に関係なく固定費が発生しますが、アウトソーシングした場合、業務量に合わせたコストに抑えることが可能です。
このように繁忙期・閑散期の差が大きい場合でも、物流アウトソーシングをすることで 柔軟に対応することができるようになります。
まとめ
物流アウトソーシングには様々なメリットが存在します。一方で細かいなニーズへの対応は難しい、自社内でノウハウが蓄積できない、情報漏洩のリスクが存在するなどのデメリットも存在します。
自社物流で対応するのか物流アウトソーシングするのかを検討する際は、上記のメリット・デメリットのほかに運用開始時期や求めるサービスレベル、異常時の対応なども確認する必要があります。業者によっては得意な業務・品目・業界があるため自社の製品と相性がいい業者をみつけることが大切です。
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