
ストレッチフィルム
物流用語として使用される「ストレッチフィルム」について、解説しています。
ストレッチフィルム
ストレッチフィルムとは
ストレッチフィルムとは、商品を搬送する時に使うフィルムで、パレット上で小さな商品をまとめるのに特に役立ちます。
ストレッチフィルムとシュリンクフィルムの違い
ストレッチフィルムとシュリンクフィルムの2種類が一般的で、稀に混同されることがありますが、2つには大きな違いがあります。シュリンクフィルムとは、熱を加えると収縮するフィルムで商品を包装する場面で使用されます。一方ストレッチフィルムは熱を加える必要なく、梱包後に元の寸法に戻ろうとします。耐腐食性に優れ、簡単に使用できることからパレットに積んだ商品の荷崩れ防止などに用いられます。
パレットの巻き方
自動でパレットを巻く機械はありますが、手動でも可能です。手でストレッチフィルムでパレットを包む方法は次のとおりです。
- ストレッチフィルムをパレットの角に結びます。
- ストレッチフィルムを引っ張りながらパレットの底を包んで回転して、最大のストレッチに達して張力を保持します。
- パレットベースに複数回巻き付けます。パレットが重いほど、より多くの回転が必要になります。
- 回転ごとにストレッチフィルム幅の半分ずつ移動しながら、パレットをゆっくりと上に動かします。
- 完了したら、パレットの上部を複数回転させて安定させます。
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