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セイノーホールディングスについてのお知らせ


「社長と1対1で相談できる」AI対話を導入 2026年05月12日

「社長と1対1で相談できる」AI対話を導入
新入社員の定着・成長を支援

 セイノーホールディングス株式会社(本社/岐阜県大垣市、社長/田口義隆)は、会社の理念や社長の考え方を反映したチャット型ツール「AI社長」を活用し、新入社員一人ひとりが気軽に相談できる環境を整備しました。

 2026年度の新入社員研修においては、グループの新入社員約330名が利用。入社後1か月のタイミングでは、西濃運輸の総合職入社の新入社員約50名の不安や悩みに寄り添うフォロー施策として実施しています。

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実際のチャットの画面(一部加工しています)               AI社長  
 
 

■背景
 当社の経営理念である「会社を発展させ、従業員を幸福にする」を実現するためには、従業員一人ひとりが理念や会社の考え方、方向性を理解し、自らの業務に落とし込むことが重要です。一方で、当社は全国各地で昼夜を問わず多様な職種の従業員が勤務しており、従業員が直接社長の考え方に触れる機会が限られるなど、「理念の浸透」は大きな課題となっていました。
 こうした課題に対し、AI技術を活用することで、時間や場所にとらわれず、理念や社長の考え方に触れながら相談できる環境を整備しました。

■取り組み概要
 AI社長」は、社長の理念や考え方をもとに社内で開発したチャット型ツールです。もともとは管理職教育用として開発され、職場課題に対して理念に則った行動ができているかを支援する目的で活用してきました。
 今回、新入社員向けにチューニングを行い、入社から研修期間、配属に至るまでの不安や悩みに対して、理念に基づいた助言や励ましを行う“伴走型”のツールとして導入しました。

■実施内容と特徴
 本取り組みでは、4月にセイノーグループ28社の新入社員がAI社長と1対1で対話し、日々の業務や人間関係、メンタル面の不安などを自由に相談。従来のような講話の配信にとどまらず、個別かつ双方向のコミュニケーションを実現しました。
 また、5月以降は、西濃運輸に入社した総合職の新入社員が毎月8日にAI社長へ近況報告(上手くいったこと・上手くいかなかったこと・相談事項)を行い、継続的なフォローを実施します。AI社長は、内容に応じて受容・称賛・励ましを行い、新入社員の前向きな行動を支援します。

■相談内容の傾向
AI社長への相談内容を分析した結果、以下のような傾向が見られました。
(1)実務・業務遂行に対する不安
 運転や現場作業に関する不安:約16%
 業務の記憶・習熟に関する不安:約14%
 電話対応に関する不安:約9%

(2)コミュニケーションと人間関係
 先輩・上司・社内との関係構築:約11%
 コミュニケーションへの苦手意識:約8%
 顧客対応に関する不安:約7%

(3)マインドセット・メンタル面
 失敗への恐怖や気持ちの切り替え:約9%
 ポジティブ思考の持ち方:約7%
 心構えや体調面の不安:約5%

 これらの結果から、新入社員が抱える不安は業務面に加え、人間関係やメンタル面にも広がっていることが明らかになりました。

■導入効果と今後の展開
 本取り組みにより、新入社員が社長の考え方に触れながら安心して相談できる環境が整い、帰属意識の向上や定着率の改善、主体的な成長が期待されます。
 今後は、回答内容の分析を通じてAIの精度向上を図るとともに、継続的なフォロー体制の強化や他階層への展開も検討していきます。

■開発者コメント
 本取り組みはまだスタートしたばかりですが、蓄積された対話データを分析し、より一人ひとりに寄り添った回答ができるよう精度向上を図っていきます。

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